給水タンクの維持管理は、法的な管理方法として水道法などで年1回の保守点検および清掃を義務づけているがこれはソフト面(水質の管理)が中心であり、ハード面(貯水施設自体の管理)は不十分である。長期にわたって安心してご使用いただくためには、定期的に診断し保守を適切に行っていくことが必要となる。
タンクメーカーは、タンクの設置場所は把握可能であるが、施工段階で所有者などのお客様に直接アプローチする機会がないため、メーカー提供の維持管理契約が利用されるケースはごく稀で、定期点検が実施されずに不具合を有する状態で長期間使用されるケースも少なくない。
この状況を解決するため、所有者情報を登録頂き、製品の的確な定期診断の促進を図るため、水槽診断時期をお知らせする「給水タンク安心支援サービス」の運用を開始することとなった。